体験談

掌蹠膿疱症 病歴23年

病歴・約23年 / 女性(60代)

最初に手のひらに膿疱がポツンと1~2個でき何かなと思った数日後、鎖骨と胸骨の関節が痛みだしました。
その数日後、痛みは腰と肩先へも広がり、身体がギリギリと内側に入り込むような激痛が走り、1994年41歳の時に仕事を辞めました。
某大学病院総合内科を受診・薬は抗生剤と痛み止め、抗生剤は1カ月服用しましたが、全く変化なし。
総合病院の整形外科に受診しましたが、分らずじまいで、処方薬は痛み止めでした。
あきらめの境地になり、別の病院受診はやめてしまいました。
手のひら・足の裏には多くの膿疱ができ、釣り銭を受け取る時の恥ずかしさと、痛み止め服用の日々が続いた。
12~13年後、風邪の時に、いつも受診する小さな診療所(リウマチ科内科)に行った時、手のひらの膿疱を診てもらいましたら、『掌蹠膿疱だ!!』と言われ、はじめて病名がつきました。
その頃、タレントの奈美悦子さんも同じ病気を完治したとTVで盛んに話されていました。
ネットで秋田県の総合病院名と医師名を検索・予約し、初診日は1年後の2009年1月30日で処方薬ビオチン散・ミヤBM細粒・ハイシー顆粒で手のひらの膿疱は2年位で無くなり足裏側面の膿疱だけは残りました。
痛みは段々ひどくなって、病院を変えたいと思うようになり2014年に秋田県の医師がお辞めになることとなり、ネット検索結果で専門の皮膚科の先生を見つけたのでした。
2015年1月9日に初診、検査結果後「痛かったですね」と言われ、私の痛みと気持ちを分かってくださる医師にやっと出会えた!と感激しました。
4年弱の間、痛みや膿疱(初めて頭皮に出ました)は強弱を繰り返しました。
またクローン病にかかっている事も分かりました。
K先生がお使いになる治療薬がクローン病にも効いて、症状がでません。
先生とご相談し整体院にも行っております。
お陰様で現在、痛みは随分楽になっています。
足裏側面・頭皮の膿疱も出なくなっています。
最後に生意気ではございますが、お医者様への要望でございます。
整形外科・内科を受診しても掌蹠膿疱症と診断がつき、皮膚科受診をおすすめいただけましたら幸いでございます。

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