【11月25日開催】【掌蹠膿疱症/掌蹠膿疱症性骨関節炎 市民公開講座】にパネリストとして会員3名が参加いたしました

サイトをご覧の皆様
こんにちは!
寒くなりましたね…。皆さま体調はいかがでございますか?
風邪やインフルエンザ、まだまだコロナも流行っています。どうぞご自愛くださいませ。

本日は11月25日に開催されました【掌蹠膿疱症/掌蹠膿疱症性骨関節炎 市民公開講座】の内容を掲載いたします。
ご参加下さいました皆さま、とても勉強になった講座ではなかったでしょうか?

掌蹠膿疱症や掌蹠膿疱症性骨関節炎とはどういう病気なのかを皮膚科の小林里実先生が分かり易くお話下さいました。
・日本に13万人から14万人に発症しており、50代から70代に多く見られる病気であること
・まずは正しい診断を受ける事が大事であること。
・掌蹠膿疱症骨関節炎はなかなか診断がつかない事が多く、脂肪抑制のMRIの画像判断等が必要なこと。
・発症には喫煙が関係している場合もあり、また病巣感染(扁桃・歯性病巣・副鼻腔炎)が関わっていること。
・治療を開始してもすぐに治るわけではなく、徐々に改善されていくこと。
・掌蹠膿疱症は皮膚と骨を冒すこと。
等のお話を頂きました。

また歯の治療の観点からこの病気について歯科医の菊池重成先生がお話下さいました。
・歯科治療をしないと治らない掌蹠膿疱症があること。
・どんな歯科治療を受けるべきか?
◎自覚症状のない根尖病巣
◎中等度の歯周炎
◎抜歯困難な親知らずの炎症 等
・誰に治してもらえば良いか?
◎金属アレルギーばかりに注目していないか?(金属アレルギーは発症の5%にしかすぎない)
◎根管治療をきちんとできているか?
◎綿密なコミュニケーションが医師ととれているか?
等歯科治療の大切さをお教え下さいました。

また患者さんとのパネルディスカッションでは3名の会員さんが体験談をお話下さり、診断がつくまでの大変さから現在まで状況をお話下さいました。
今回はグラフィックレコーデイングという会員さんのお話を基に素敵なイラストで分かり易く視聴者さんへお伝えしてくださいました。
辛い体験をお話下さいました会員の皆さま、本当にありがとうございました。

患者会では、【会員限定】で懇談会を開催し、皮膚科だけではなく、理学療法士・健康運動指導士の先生が中心となったPPPコミュニティサポートチームの先生方、歯科医、耳鼻科、整形外科の先生のご講演を賜り、日々の生活が少しでも楽しく明るく過ごせるように活動いたしております。
掌蹠膿疱症という病気を発症していますが、他の病気にならない為にも日常生活における大切な事も勉強しています。
次回の懇談会は【唾液】についてプロフェッショナルな先生のご講演を予定いたしております。
今からすごく楽しみです。

画像提供:㈱インテージクオリス 泉山 清佳 様
   ステキなグラフィックレコーディング、ありがとうございます。

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